FAカップ

日本時間30日に行われたFAカップ4回戦、レクサム対シェフィールド。ホームのレクサムは5部リーグでプレーするチームだが、シェフィールドは2部リーグで2位につけるチーム。ほとんどの人がシェフィールドの勝利を予想していただろう。

しかし、結果は違った。シェフィールドが試合開始早々に先制するも、レクサムが50分と61分に立て続けにゴールを決め、逆転に成功。ただ、シェフィールドも黙ってはおらず、4分後にすぐさま同点に追いついた。

その直後、シェフィールドのFW選手が一発退場。数的有利になったレクサムは86分に勝ち越しゴールを決め、一気にジャイアントキリングの雰囲気が漂った。

しかしシェフィールドが後半アディショナルタイムの95分に土壇場で同点に追いつくと、そのまま3-3で試合終了。シェフィールドのホームでの再試合となった。

このように圧倒的な格上相手に善戦をみせたレクサムだが、実はクラブのオーナーはハリウッドスターのライアン・レイノルズとロブ・マクエルヘンニー。ライアン・レイノルズは、マーベル映画の一つ「デッドプール」にも出演した。

また、レクサムに関してもう一つ興味深い情報がある。それは、トッテナムで活躍するソンフンミンがレクサムのファンであるということだ。

『Mirror』によると、レクサムでプレーするエリオット・リーがそのように明かしたという。

“「私の友人であるトム・ロッキャー(ルートン・タウン)はウェールズ代表としてプレーしており、先日ベン・デイヴィス(トッテナム)と一緒にいたのだが、ベン・デイヴィスは、ソンフンミンが今やレクサムの大ファンだと言っていた」”

この事実を知ったエリオット・リーとチームメイトは、昨年11月に行われた試合でソンフンミンのゴールパフォーマンスである「カメラ」を真似たそうだ。

さて、昨日FAカップ5回戦の組み合わせ抽選会が行われたが、なんとシェフィールド対レクサムの勝者はトッテナムと対戦することが決定した。

現時点で、シェフィールド対レクサムの一戦は日本時間2月8日早朝に予定されている。変更される可能性もあるそうだが、果たしてトッテナムが待つ5回戦に進むのはどちらのチームになるのだろうか。