11月20日に開幕するカタールワールドカップ。日本では川島永嗣(39)が最年長だが、全出場国を見ると、メキシコ代表GKのアルフレド・タラベラが40歳で最年長となっている。
カタールワールドカップ代表メンバーの最年長トップ5!
— ALLSTARS CLUB (@allstarsclubjp) November 17, 2022
ベテランならではの役割に期待だ🎯 pic.twitter.com/fSa6Ciy94O
40歳で出場とはすさまじい記録だが、実は過去に同年齢で主力として優勝した人物がいる。その名もイタリア代表GKディノ・ゾフだ。
この記録は1982年スペイン大会で樹立された。ゾフは、グループステージ初戦から決勝まで全7試合に出場し、6失点に抑えた。ちなみにこの大会でのイタリアの優勝は3回目である。
ゾフの40歳での優勝は歴代最年長記録だが、2〜5位は誰なのか。今回は彼らを紹介していこう。
5位 ジルマール・ルイス・リナルジ(ブラジル代表、1994年、35歳)
ジルマールは、1994年アメリカ大会でブラジル代表の通算4回目の優勝を経験した。ただ、ジルマール自身は出場機会ではなく、サブキーパーとして同行していた。ワールドカップ翌年にはセレッソ大阪でもプレーしており、馴染みのある日本人もいるのではないだろうか。
4位 アンジェロ・ペルッツィ(イタリア代表、2006年、36歳)
ペルッツィは、2006年ドイツ大会で優勝を経験。ブッフォンが正ゴールキーパーであったため出場機会はなかったが、サブキーパーとしてチームを支えた。ユベントスやラツィオに長年在籍していた。
3位 ミロスラフ・クローゼ(ドイツ代表、2014年、36歳)
クローゼといえば、ワールドカップの歴代最多得点記録保持者(16ゴール)である。また、4大会連続でゴールを決めたことがあるのだが、これは史上4人しか達成していない記録だ。2014年ブラジル大会で優勝した時はスタメンではなかったが、途中出場で合計2得点を決めている。
Happy 40th birthday to Miroslav Klose!
— Squawka (@Squawka) June 9, 2018
2002: ⚽️⚽️⚽️⚽️⚽️
2006: ⚽️⚽️⚽️⚽️⚽️
2010: ⚽️⚽️⚽️⚽️
2014: ⚽️⚽️
The World Cup all-time top goalscorer with 16 goals at the finals. pic.twitter.com/AeCKIVEOTd
2位 ニウトン・サントス(ブラジル代表、1962年、37歳)
ニウトン・サントスは、1962年に2連覇を達成したときのメンバーだ。37歳ながらスタメンとして全試合に出場した。クラブではボタフォゴ一筋で活躍したレジェンドでもある。
1位 ディノ・ゾフ(ポルトガル代表、1982年、40歳)
1982年スペイン大会で40歳ながら全試合に出場し、チームの優勝に貢献した。優勝した際には、「ゴールキーパーはワインと同じ。年を重ねるほど味が出る」という名言を残した。
40 & 133 – Italy’s Dino Zoff became the oldest player to appear in and win a World Cup final in 1982, aged 40 years and 133 days old. Wisdom. #OptaWCYears pic.twitter.com/pHU4TdQDlO
— OptaJoe (@OptaJoe) May 5, 2020