カタールワールドカップのグループステージ第一節が終了し、各国で明暗が分かれた。
開幕ダッシュに失敗した例として、まずはグループCのアルゼンチン対サウジアラビア。大方の予想ではアルゼンチンの勝利だったが、結果的に1-2でサウジアラビアが金星をあげることとなった。
次にグループEのドイツ対日本。こちらもドイツ優勢かと思われたが、堂安律と浅野拓磨のゴールで日本が逆転に成功し、そのまま逃げ切った。
そのほかにも、ウルグアイが韓国と引き分けたりと早くも波乱を見せている。
逆に、ポルトガルやブラジル、イングランド、スペイン、フランスなどは危なげなく勝ち点3を手にした。
ここで気になるのが、今大会アメリカ大陸の強豪国がややつまづいているというところ。アルゼンチンやウルグアイ、アメリカ、カナダ、メキシコ、コスタリカが勝ち点3の獲得に失敗した。
今回は、1998年以降のワールドカップにおける初戦のアメリカ大陸出場国の成績を見ていこう。
RICHARLISON. GETTING IT DONE FOR BRAZIL 🔥 pic.twitter.com/HxWHSBwrko
— B/R Football (@brfootball) November 24, 2022
1998年大会(3勝2分3敗)
ブラジル対スコットランド(2-1)
イタリア対チリ(2-2)
パラグアイ対ブルガリア(0-0)
韓国対メキシコ(1-3)
ドイツ対アメリカ(2-0)
ルーマニア対コロンビア(1-0)
アルゼンチン対日本(1-0)
ジャマイカ対クロアチア(1-3)
2002年大会(5勝1分2敗)
ウルグアイ対デンマーク(1-2)
パラグアイ対南アフリカ(2-2)
ブラジル対トルコ(2-1)
中国対コスタリカ(0-2)
アメリカ対ポルトガル(3-2)
アルゼンチン対ナイジェリア(1-0)
クロアチア対メキシコ(0-1)
イタリア対エクアドル(2-0)
2006年大会(4勝1分3敗)
ドイツ対コスタリカ(4-2)
ポーランド対エクアドル(0-2)
イングランド対パラグアイ(1-0)
トリニダード・トバゴ対スウェーデン(0-0)
アルゼンチン対コートジボワール(2-1)
メキシコ対イラン(3-1)
アメリカ対チェコ(0-3)
ブラジル対クロアチア(1-0)
2010年大会(3勝4分1敗)
南アフリカ対メキシコ(1-1)
ウルグアイ対フランス(0-0)
アルゼンチン対ナイジェリア(1-0)
イングランド対アメリカ(1-1)
イタリア対パラグアイ(1-1)
ブラジル対北朝鮮(2-1)
ホンジュラス対チリ(0-1)
2014年大会(7勝3敗)
ブラジル対クロアチア(3-1)
メキシコ対カメルーン(1-0)
チリ対オーストラリア(3-1)
コロンビア対ギリシャ(3-0)
ウルグアイ対コスタリカ(1-3)
スイス対エクアドル(2-1)
フランス対ホンジュラス(3-0)
アルゼンチン対ボスニア・ヘルツェゴビナ(2-1)
ガーナ対アメリカ(1-2)
2018年大会(2勝2分4敗)
エジプト対ウルグアイ(0-1)
ペルー対デンマーク(0-1)
アルゼンチン対アイスランド(1-1)
コスタリカ対セルビア(0-1)
ブラジル対スイス(1-1)
ドイツ対メキシコ(0-1)
ベルギー対パナマ(3-0)
コロンビア対日本(1-2)
2022年大会(2勝3分3敗)
カタール対エクアドル(0-2)
アメリカ対ウェールズ(1-1)
アルゼンチン対サウジアラビア(1-2)
メキシコ対ポーランド(0-0)
スペイン対コスタリカ(7-0)
ベルギー対カナダ(1-0)
ウルグアイ対韓国(0-0)
ブラジル対セルビア(2-0)