ワールドカップが閉幕してから約3週間が経ち、サッカー界も徐々にクラブサッカームードに入りつつある。優勝国アルゼンチンの選手たちも母国で優勝パレードを行い、各自バケーションを満喫し、各所属クラブの活動に戻っている。日本代表の選手に関しても、三笘がプレミアリーグで2節連続ゴールや、前田がオールドファーム・ダービーで得点するなど、W杯に続き活躍を披露している。

ワールドカップは世界一有名な大会であって、活躍することができれば、欧州のビッグクラブも当然注目する。そして、選手の価値も上がる。簡単な例をあげると、最優秀若手選手を授賞したアルゼンチン代表のエンソ・フェルナンデス。2022年夏の移籍市場でリーベル・プレートからベンフィカへ移籍し、その移籍金は1,400万ユーロ。しかし、ワールドカップ王者と最優秀若手選手に輝いた今では1億ユーロ超えの移籍金をビッグクラブが用意しているという噂が出るほど、エンソの市場価値が急騰した。

日本国内でも大いに盛り上がったワールドカップとなったが、ドイツ代表やスペイン代表を破ったこともあって、海外からも日本代表は注目を浴びた。今回はカタールワールドカップ期間で最も市場価値が上がった日本代表メンバーを紹介しよう。

カタールワールドカップ期間で最も市場価値が上昇した選手

※引用:Transfermarkt

5位 浅野琢磨

年齢:28歳
ポジション:フォワード
所属クラブ:ボーフム(ドイツ)
市場価値:300万ユーロ→400万ユーロ(+100万ユーロ)

4位 前田大然

年齢:25歳
ポジション:フォワード
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
市場価値:400万ユーロ→500万ユーロ(+100万ユーロ)

3位 三笘薫

年齢:25歳
ポジション:ミッドフィルダー
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
市場価値:600万ユーロ→850万ユーロ(+250万ユーロ)

2位 堂安律

年齢:24歳
ポジション:ミッドフィルダー
所属クラブ:フライブルク(ドイツ)
市場価値:1,200万ユーロ→1,500万ユーロ(+300万ユーロ)

1位 板倉滉

年齢:25歳
ポジション:ディフェンダー
所属クラブ:ボルシアMG(ドイツ)
市場価値:750万ユーロ→1,200万ユーロ(+450万ユーロ)