W杯公式試合球

1930年の初開催からほぼ4年に一度開催され、2022年のカタール大会で22回目となるワールドカップ。10代のペレが決勝トーナメントだけで6得点、マラドーナの5人抜きゴール、神の手ゴールなど様々なドラマが生まれてきた。

今回紹介するのは、ワールドカップで記録されたハットトリック。大舞台であるため、技術面や体力面はもちろんのこと、精神面も強くならないと達成できない記録だ。

しかし、過去には48人(52回)がワールドカップでハットトリックを記録している。大会ごとに決めた選手を見ていこう。

1930年ウルグアイ大会

バート・パテナウデ(米国、対パラグアイ)
ギジェルモ・スタービレ(アルゼンチン、対メキシコ)
ペドロ・セア(ウルグアイ、対ユーゴスラビア)

1934年イタリア大会

アンジェロ・スキアビオ(イタリア、対米国)
エトムント・コーネン(ドイツ、対ベルギー)
オルドリッヒ・ネイエドリー(チェコスロバキア、対ドイツ)

1938年フランス大会

エルンスト・ヴィリモフスキ(ポーランド、対ブラジル、4得点)
レオニーダス(ブラジル、対ポーランド)
グスタフ・ワッタースローム(スウェーデン、対キューバ)
ハリー・アンデション(スウェーデン、対キューバ)

1950年ブラジル大会

オスカル・ミンゲス(ウルグアイ、対ボリビア)
アデミル(ブラジル、対スウェーデン、4得点)

1954年スイス大会

シャーンドル・コチシュ(ハンガリー、対韓国)
エーリッヒ・プロブスト(オーストリア、対チェコスロバキア)
カルロス・ボルヘス(ウルグアイ、対スコットランド)
シャーンドル・コチシュ(ハンガリー、対西ドイツ、2回目、4得点)
ブルハン・サーグン(トルコ、対韓国)
マックス・モーロック(西ドイツ、対トルコ)
テオドール・ヴァーグナー(オーストリア、対スイス)
ヨーゼフ・ヒュギ(スイス、対オーストリア)

1958年スウェーデン大会

ジュスト・フォンテーヌ(フランス、対パラグアイ)
ペレ(ブラジル、対フランス)
ジュスト・フォンテーヌ(フランス、対西ドイツ、4得点)

1962年チリ大会

アルベルト・フローリアーン(ハンガリー、対ブルガリア)

1966年イングランド大会

エウゼビオ(ポルトガル、対北朝鮮、4得点)
ジェフ・ハースト(イングランド、対西ドイツ)

1970年メキシコ大会

ゲルト・ミュラー(西ドイツ、対ブルガリア)
ゲルト・ミュラー(西ドイツ、対ペルー、2回目)

1974年西ドイツ大会

ドゥシャン・バイェヴィッチ(ユーゴスラビア、対ザイール)
アンジェイ・シャルマッフ(ポーランド、対ハイチ)

1978年アルゼンチン大会

ロブ・レンセンブリンク(オランダ、対イラン)
テオフィロ・クビジャス(ペルー、対イラン)

1982年スペイン大会

キッシュ・ラースロー(ハンガリー、対エル・サルバドル)
ルンメニゲ(西ドイツ、対チリ)
ズビグニェフ・ボニエク(ポーランド、対ベルギー)
パオロ・ロッシ(イタリア、対ブラジル)

1986年メキシコ大会

ブレーベン・ラルセン(デンマーク、対ウルグアイ)
ギャリー・リネカー(イングランド、対ポーランド)
イーゴリ・ベラノフ(ソ連、対ベルギー)
エミリオ・ブトラゲーニョ(スペイン、対デンマーク、4得点)

1990年イタリア大会

ミチェル(スペイン、対韓国)
トーマシュ・スクラビー(チェコスロバキア、対コスタリカ)

1994年アメリカ大会

ガブリエル・バティストゥータ(アルゼンチン、対ギリシャ)
オレグ・サレンコ(ロシア、対カメルーン)

1998年フランス大会

ガブリエル・バティストゥータ(アルゼンチン、対ジャマイカ、2回目)

2002年日韓大会

ミロスラフ・クローゼ(ドイツ、対サウジアラビア)
パウレタ(ポルトガル、対ポーランド)

2006年ドイツ大会

該当者なし

2010年南アフリカ大会

ゴンサロ・イグアイン(アルゼンチン、対韓国)

2014年ブラジル大会

トーマス・ミュラー(ドイツ、対ポルトガル)
ジェルダン・シャキリ(スイス、対ホンジュラス)

2018年ロシア大会

クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル、対スペイン)
ハリー・ケイン(イングランド、対パナマ)

2022年カタール大会

ゴンサロ・ラモス(ポルトガル、対スイス)