先日、長年フランス代表のゴールマウスを守り続けたウーゴ・ロリスが代表引退を表明した。フランス代表の歴代最多出場記録保持者だ。
35歳で挑んだカタールワールドカップでは守護神としてほぼ全試合に出場し、決勝まで導いた。2連覇とはならなかったが、かれの存在は大きかったことだろう。
今回のカタール大会は、自身にとって4回目のワールドカップ。過去に4度の異なるワールドカップに選ばれた選手はそれなりに多くいるが、試合に出場となるとかなり限られる。
それでは、4度の異なるワールドカップの試合に出場したGKたちを紹介していこう。ちなみに川島永嗣や川口能活などは4度のワールドカップに選ばれているが、全大会で出場しているわけではない。
▪️ Joint-most capped player for France (142)
— B/R Football (@brfootball) December 4, 2022
▪️ Joint-most capped player at the World Cup for France (17)
Hugo Lloris continues to make history 🇫🇷 pic.twitter.com/UqvncWkUl3
アントニオ・カルバハル(メキシコ)
1950年、1954年、1958年、1962年、1966年と5回のワールドカップに選ばれ、全大会で試合に出場した。
アンドニ・スビサレッタ(スペイン)
1986年、1990年、1994年、1998年と4回のワールドカップに選ばれ、全大会で試合に出場した。クラブではバルセロナなどで活躍した。
ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア)
1998年、2002年、2006年、2010年、2014年と5回のワールドカップに選ばれ、1998年以外の4大会に出場した。2006年には優勝を経験。2018年にイタリアが欧州予選で敗退していなければ、史上最多となる6回目のワールドカップとなる可能性があった。
イケル・カシージャス(スペイン)
2002年、2006年、2010年、2014年と4回のワールドカップに選ばれ、全大会で試合に出場した。2010年にはスペイン史上初となるワールドカップ制覇に貢献した。
マヌエル・ノイアー(ドイツ)
2010年、2014年、2018年、2022年と4回のワールドカップに選ばれ、全大会で試合に出場した。2014年には優勝を経験。超攻撃的なGKとしてその名を馳せた。
ウーゴ・ロリス(フランス)
2010年、2014年、2018年、2022年と4回のワールドカップに選ばれ、全大会で試合に出場した。2018年には優勝を経験した。