モロッコ対スペインでモロッコが、ポルトガル対スイスでポルトガルが勝利したことにより、カタールワールドカップの全ベスト8進出チームが決定した。
ベスト8を戦うのは、オランダ、アルゼンチン、クロアチア、ブラジル、フランス、イングランド、モロッコ、ポルトガル。クロアチア以外は全てグループステージ1位通過のチームとなった。
地域別の内訳は、ヨーロッパが5チーム、南米が2チーム、アフリカが1チーム。アフリカ勢の準々決勝進出は2010年のガーナ以来、実に3大会ぶりとなった。
アジア勢に関しては、今大会オーストラリア、日本、韓国にチャンスがあったが、全て敗れることになり、2002年に韓国が進出して以来、一度もベスト8以上に進出できていない。
また、北中米カリブ海勢は、アメリカのみベスト16に進出したが、オランダ相手に勝ちきることはできず。2014年にコスタリカがベスト8に進出して以降、ベスト16止まりが続いている。
それでは、出場チーム数が現行の32ヵ国となった1998年以降のワールドカップにおけるベスト8の顔ぶれを見ていこう。
【前回とのベスト8の顔ぶれ比較】
— ALLSTARS CLUB (@allstarsclubjp) December 7, 2022
🏆2018年ロシアW杯🇷🇺🏆
南米2チーム 欧州6チーム
🇧🇷🇺🇾🇫🇷🇧🇪🇷🇺🇸🇪🏴🇭🇷
🏆2022年カタールW杯🇶🇦🏆
南米2チーム 欧州5チーム アフリカ1チーム
🇧🇷🇦🇷🇫🇷🏴🇭🇷🇵🇹🇳🇱🇲🇦
モロッコが2010年のガーナ以来となるアフリカ勢ベスト8🇲🇦 pic.twitter.com/ft5d506wRz
1998年(欧州6ヵ国、南米2ヵ国)
デンマーク(欧州)
オランダ(欧州)
イタリア(欧州)
フランス(欧州)
ドイツ(欧州)
クロアチア(欧州)
ブラジル(南米)
アルゼンチン(南米)
2002年(欧州4ヵ国、南米1ヵ国、アジア1ヵ国、北中米カリブ海1ヵ国、アフリカ1ヵ国)
ドイツ(欧州)
スペイン(欧州)
イングランド(欧州)
トルコ(欧州)
ブラジル(南米)
韓国(アジア)
アメリカ(北中米カリブ海)
セネガル(アフリカ)
2006年(欧州6ヵ国、南米2ヵ国)
ドイツ(欧州)
イタリア(欧州)
ウクライナ(欧州)
イングランド(欧州)
ポルトガル(欧州)
フランス(欧州)
アルゼンチン(南米)
ブラジル(南米)
2010年(南米4ヵ国、欧州3ヵ国、アフリカ1ヵ国)
ウルグアイ(南米)
ブラジル(南米)
アルゼンチン(南米)
パラグアイ(南米)
オランダ(欧州)
ドイツ(欧州)
スペイン(欧州)
ガーナ(アフリカ)
2014年(欧州4ヵ国、南米3ヵ国、北中米カリブ海1ヵ国)
フランス(欧州)
ドイツ(欧州)
オランダ(欧州)
ベルギー(欧州)
ブラジル(南米)
コロンビア(南米)
アルゼンチン(南米)
コスタリカ(北中米カリブ海)
2018年(欧州6ヵ国、南米2ヵ国)
フランス(欧州)
ベルギー(欧州)
ロシア(欧州)
クロアチア(欧州)
スウェーデン(欧州)
イングランド(欧州)
ウルグアイ(南米)
ブラジル(南米)
2022年(欧州5ヵ国、南米2ヵ国、アフリカ1ヵ国)
オランダ(欧州)
クロアチア(欧州)
イングランド(欧州)
フランス(欧州)
ポルトガル(欧州)
アルゼンチン(南米)
ブラジル(南米)
モロッコ(アフリカ)