エイカーズ

2023年7月20日に開幕する女子ワールドカップ。開催は、オーストラリア・ニュージーランドの合同となっている。

なでしこジャパンは、スペイン、コスタリカ、ザンビアと同じグループC。前回王者アメリカは、ベトナム、オランダ、ポルトガルと同じグループEに入った。

今回は、女子ワールドカップ1大会で最も多くのゴールを決めた選手たちトップ5を紹介していこう。ちなみに2011年女子ワールドカップでは、澤穂希が5点で得点王に輝いている。

※データは『Opta』より

2位タイ ハイディ・モール(7点、ドイツ、1991年)

ドイツ代表としてゴールを量産したハイディ・モール。第一回女子ワールドカップでは7点を決めたが、ドイツ代表は準決勝でアメリカに敗れ、最終的に4位に終わった。2019年に51歳という若さでこの世を去った。

2位タイ スン・ウェン(7点、中国、1999年)

1991年から2003年まで4大会に出場したスン・ウェン。1999年大会では、7得点で得点王を獲得し、中国代表も準優勝という好成績を残した。アメリカとの決勝戦もPK戦までもつれ込んでおり、当時の中国代表の強さが見て取れる。

2位タイ シシー(7点、ブラジル、1999年)

スン・ウェンと同じ大会で得点王を獲得したのが、ブラジル代表のシシー。ブラジル代表は準決勝まで進んだが、アメリカに敗れて3位決定戦へまわった。最終的にノルウェーに勝利し、3位という結果で幕を閉じた。

2位タイ ビルギット・プリンツ(7点、ドイツ、2003年)

ドイツ代表が初優勝を飾った2003年大会に主力として活躍。得点王と大会MVPを獲得した。続く2007年大会にも中心選手として出場し、チームの2連覇に大きく貢献した。

2位タイ マルタ(7点、ブラジル、2007年)

女子サッカー界のレジェンドであるマルタは、2007年大会で得点王を獲得。しかしチームは、前出のビルギット・プリンツ擁するドイツ代表に決勝で敗れ、準優勝に終わった。マルタは、2023年大会にも選ばれており、6年連続となった。

1位 ミシェル・エイカーズ(10点、アメリカ、1991年)

女子ワールドカップの1大会で最も多くのゴールを決めたのは、アメリカのミシェル・エイカーズ。当時の参加国は12チームであり、さらに凄さが際立つ。6試合で10点だ。グループステージの日本戦でも2点を決めている。

(By ALLSTARS CLUB編集部)