先月行われた女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の準々決勝セカンドレグで実現したバルセロナ対レアル・マドリードの「エル・クラシコ」では、全世界で270万人の視聴者数を達成した。また、カンプノウに押し寄せた観客数は91,553人となり、女子プロサッカーの観客動員数における世界記録となった。
この試合は、DAZNとUWCLの公式YouTubeチャンネルでの視聴が可能だったが、カンプノウでのセカンドレグは、130万人の視聴者数を誇ったマドリードでのファーストレグの2倍になっている。
結果はバルセロナが2戦合計8-3で勝利し、準決勝へコマを進めた。日本時間の今週土曜に行われる準決勝ファーストレグでは、バルサはドイツのヴォルフスブルクと対戦する。DAZNは、「これまでの記録を更新することが期待される」と声明を発表した。YouTubeチャンネルでは、バルサ対レアル・マドリードの2ndレグで840万ビューを記録している。
このような女子サッカーの人気上昇傾向は、グループステージの時点ですでに顕著に表れており、フランス、イギリス、スペイン、ドイツ、アメリカ、イタリアを筆頭に、210ヵ国以上で1400万ビューに達している。
DAZNによると、女子チャンピオンズリーグ準々決勝の視聴は、スペイン市場がリードしていたそう。また、UWCL全体の視聴回数でもスペインが一番多かった。
DAZNは女子サッカーと24-25年までグローバル独占映像配信パートナーとなっているほか、YouTubeを通して無料放送も行なっている。