日本時間31日に行われた女子チャンピオンズリーグ準々決勝の2ndレグ、ヴォルフスブルク対PSGとチェルシー対リヨンの2試合。それぞれヴォルフスブルクとチェルシーが勝利し、アーセナルとバルセロナが待つ準決勝へ進出した。
まずはヴォルフスブルク対PSG。パリで行われた1stレグでは、アウェイのヴォルフスブルクが0-1で勝利しており、有利な状況でホームでの2ndレグへ臨んだ。
ヴォルフスブルクは前半20分にドイツ代表として100試合以上に出場しているポップのゴールで先制に成功。しかしPSGもその10分後にディアニのゴールですぐさま同点に追いついた。
ただ、PSGは2戦合計で少なくともあと1点を取る必要があったが、その後得点を奪うことができず。ヴォルフスブルクが2戦合計2-1で準決勝進出を決めた。
もう一試合はチェルシー対リヨン。リヨンは直近7シーズンで6回の優勝を誇る絶対王者だが、ホームでの1stレグでは0-1で敗れていた。
チェルシーのホームで行われた2ndレグでは、両者ともにゴールを奪うことができず。すると77分にリヨンがバネッサ・ギレスのゴールにより2戦合計で同点に追いつく。
そのまま延長戦に突入するが、リードを奪ったのはリヨンだった。110分にサラ・ダブリッツが勝ち越しゴールを決める。逃げ切りに成功すれば準決勝進出だ。
しかし、延長後半アディショナルタイムにPKを献上すると、チェルシーのミェルデが冷静に決め、チェルシーが土壇場で追いついた。
試合はそこからPK戦へ。チェルシーは5人中4人が成功させるが、リヨンは2人が失敗。チェルシーが準決勝へ進出することとなった。
準決勝はチェルシー対バルセロナ、ヴォルフスブルク対アーセナルとなる。1stレグは4月23日、2ndレグは4月30日に行われる予定だ。
(By ALLSTARS CLUB編集部)