ドイツでも女子サッカーが成長。ドイツサッカー協会(DFB)は、女子トップリーグが今後10年間で22%成長し、2032年には1億3000万ユーロの売上高になる予想だ。
この数字は、ドイツサッカー連盟とスポーツマーケティング会社Two Circlesの報告によるもので、同部門のテレビ視聴者数とスタジアム入場者数の増加も強調されている。
特に、マッチデーでの売上高は、ファンの増加傾向に伴い増加。実際、22-23年の最初の7試合だけで、女子ブンデスリーガの試合は11万9286人を動員し、前シーズンの全試合よりも多い観客数を記録した。そのため、今後10年間で平均観客動員数は増加し、2032年には1試合平均が7,500人以上になると予測されている。
一方のテレビ視聴者数の予想でいえば、現在の15万人から75万人へと5倍に増加することである。
DFBのマーケティング・セールス・イベント担当のホルガー・ブラスク氏は、「今年の女子EUROは、女子サッカーに並々ならぬ注目度を上げてくれました。女子サッカーが持続的に発展し、成果を上げ続けるための条件を整えることが極めて重要です」と語る。