W杯

W杯イヤーである2022年。先日オーストラリア対ペルー、コスタリカ対ニュージーランドの大陸間プレーオフを以て、全ての出場国が確定した。

W杯では様々な記録やドラマが生まれる。チーム単位でいえば、強豪国が敗退して弱小国が快進撃を見せたり、また選手単位でいえば、若手有望選手が一気にブレイクを果たしたり、往年の名選手が代表チームを後にしたり、、、。

今回の記事では、長年代表としてチームを支えてきた年長選手に注目。30代後半のクリスティアーノ・ロナウドやメッシ、モドリッチなどが最後のW杯となる可能性があるが、過去には40代で選出された選手たちがいる。

それでは、W杯歴代最年長出場ランキングトップ5を紹介していこう。

5位 ピーター・シルトン(40歳9ヶ月19日)

イングランド代表として125試合に出場したGKピーター・シルトン。1990年のイタリアW杯で40歳9ヶ月19日の出場記録を作り、正ゴールキーパーとして活躍した。同大会でイングランドは準決勝まで進んだが、ベッケンバウアー監督率いる西ドイツ代表相手にPK戦で敗れることとなった。

ちなみにピーター・シルトンはマラドーナの神の手ゴールや五人抜きゴールを決められた際のGKである。

4位 パット・ジェニングス(41歳)

北アイルランド代表として119試合に出場したGKパット・ジェニングス。1986年メキシコW杯で41歳の誕生日に出場した。その大会は1分2敗でグループリーグ敗退となっている。

北アイルランド代表自体はW杯にそれほど縁のあるチームではなかったが、パット・ジェニングス個人としてはクラブではトッテナムやアーセナルで長年活躍した。

3位 ロジェ・ミラ(42歳1ヶ月8日)

カメルーン代表として102試合に出場したFWロジェ・ミラ。1994年アメリカW杯で42歳1ヶ月8日という当時の最年長出場記録を作った。1990年大会では4得点をあげ、エースストライカーとして活躍。1994年は出場機会が大幅に減ったものの、W杯最年長ゴール記録(カタールW杯開催前までの記録)となる得点もあげた。