日本時間19日に行われたチェルシーとの試合で、決勝点となる直接フリーキックを決めたサウサンプトン所属MFウォード・プラウズ。同選手は直接フリーキックの名手として知られており、プレミアリーグにおいてはデイヴィッド・ベッカム氏の18本という記録に残り「1」というところまで迫っている。
【ハイライト動画】対チェルシー、ウォード・プラウズの直接フリーキック
ウォード・プラウズがプレミアリーグで初めて直接フリーキックを決めたのは2013年11月2日だそうだが、スポーツ分析を行う『Opta』によると、その日から現在まで欧州5大リーグにおいて最も高い直接フリーキック成功率を誇るのがウォード・プラウズだという。
同データによれば、ウォード・プラウズは112本のキックを行い、17本成功させている。成功率は15.2%だ。次に成功率が高いのがパウロ・ディバラで12.7%(79本中10本成功)。その後はミラレム・ピャニッチの12.2%(98本中12本成功)、アレクサンダル・コラロフの10.9%(92本中10本成功)と続く。
同日(2013年11月2日)以降最も多くの直接フリーキックを決めているのはリオネル・メッシで32本だが、成功率でいえば9.6%と大きく下回っている(334本中32本成功)。
現在17本の直接フリーキックを決めているウォード・プラウズは、2011年からサウサンプトン一筋でプレーするワンクラブマン。1年目の2011/12年はチャンピオンシップだったが、翌年以降はプレミアリーグでプレーしている。もちろん吉田麻也とも長らくチームメイトだった。
サウサンプトンは現在最下位に沈んでいるが、勝ち点はさほど離れていないため、残留の可能性も十分にある。
(By ALLSTARS CLUB編集部)