ヴィニシウス

日本時間22日に行われたバレンシア対レアル・マドリードの一戦。この試合でスタンドの一部から人種差別的なチャントを受けたレアル・マドリードのヴィニシウスは、試合後自身のSNSで心境を明かした。

「(今回起こったことは)初めてでも、2回目でも、3回目でもなかった。ラ・リーガでは人種差別は普通のことだ。大会側はそれが正常だと考えており、連盟も同様で、対戦相手もそれを奨励している。とても悲しいことだ。かつてロナウジーニョ、ロナウド、クリスティアーノ、メッシのものだったこのリーグは、現在では人種差別主義者のものとなっている。僕を歓迎し、僕が愛するこの美しい国は、人種差別的な国のイメージを世界に広げることを受け入れてしまった。同意しないスペイン人には申し訳ないが、今日、ブラジルでは、スペインは人種差別主義者の国として知られている。そして、残念ながら、毎週起こるすべてのことに対して、僕にはそれを擁護する術がない。僕もそう思う。でも、僕は強いから、人種差別主義者にとことん対抗するつもりだ。たとえ遠い道のりであっても」。

この投稿に対して、かつてヴィニシウスが所属していたフラメンゴは、「このようなことが起こり続けていることは許されない。我々はいつも君と共にいる」とポルトガル語、スペイン語、英語の3ヵ国語でメッセージを送った。

(By ALLSTARS CLUB編集部)