ラ・リーガのバレンシアCFは、練習施設があるパテルナ市の2区画分の土地を取得し、施設の拡張を図る。
ラス・プロビンシア紙によると、オークションの最低落札価格は69万2855ユーロ(約8989万円)だったが、クラブは確実に2区画を手に入れるために、ほぼ倍となる116万ユーロ(約1億5000万円)を提示したという。
約5,500平方メートルの敷地に、まずは医療センターが建設される予定。唯一の入札者であったクラブは、この運営資金をCVCの資金で賄うことができる。
CVCに関して、クラブは、ラ・リーガとCVCの契約(通称:ラ・リーガ・インプルソ)により、ヌエボ・メスタージャ(本拠地)の改修プロジェクトを提示したバレンシア市議会と会談を行った。投資額は8000万ユーロ(約103億7900万円)に上る。
バレンシアの会長は、「このプロジェクトはバレンシアという都市に大きな興奮と投資をもたらすでしょう」と語った。早ければ今年の最終四半期に工事を再開し、24-25年シーズン開幕に間に合わせるようにするという。