ラ・リーガは今後2年間、「Unleash the Roar!」プログラムに参加し、アジア諸国にある10のトレーニングアカデミーにコーチを派遣する。


リーガ・エスパニョーラがアジアに進出。ハビエル・テバス氏が会長を務めるラ・リーガは、シンガポール政府と協定を結び、「Unleash the Roar!」プロジェクトの一環として、今後2年間にわたってユース世代の育成に注力することになった。また、ラ・リーガは、ユースアカデミーへのコーチ派遣も行う。LaLiga Grassrootsビジネスユニットを通じて、スペインサッカーのメソッドと哲学を実践することで、アジア諸国でサッカー発展を促進することが目的だ。

2020年10月に設立されたLaLiga Grassrootsは、5大陸のユースサッカーの発展を支援している。しかし、ラ・リーガは、2015年からこの手のプロジェクトを展開しており、合計400回以上のイベントで750人のコーチを動員し、世界中で2万人以上のコーチと17万5千人のプレーヤーを育成してきた。

LaLiga Grassrootsの技術・スポーツ面の責任者であるフアン・フロリット氏は、「この取り組みは、国内のユースサッカーの発展に向けた大きな一歩になると思っています。そして、シンガポール、中国、インドなどにオフィスを構えるなど、アジア市場を開拓するための大きなステップです」と語った。