今年の夏、イングランドで盛り上がりを見せたUEFA女子欧州選手権。決勝戦のイングランド対ドイツでは87,192人の観客を動員し、世界に女子サッカーの影響力や人気度を証明した。
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— UEFA Women’s EURO 2022 (@WEURO2022) July 31, 2022
そんなUEFA女子欧州選手権が次に開催されるのは2025年だが、この度スイスサッカー協会(SVF)が開催地として正式に招致活動を開始した。
SVFによると、招致に成功した場合、首都のベルンやバーゼル、ジュネーブ、チューリッヒ、ザンクトガレン、シオン、ローザンヌ、ルツェルン、トゥーンで大会が開催される予定だという。もし選ばれた場合、スイスが女子ユーロを開催するのは今回が初となる。
開催地が発表されるのは来年1月の予定。昨年、UEFAは、フランス、ポーランド、スイス、ウクライナ、そしてデンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンからなる北欧諸国連合から関心を寄せられたと発表している。最終的な応募の締め切りは来月。
SVFのドミニク・ブラン会長は、「UEFA欧州女子選手権は、ヨーロッパで最大の女子スポーツイベントです。スイスで開催されることは、欧州女子サッカーの選手たちや自国を世界に紹介するユニークで大きなチャンスです。同時に、私たちの国、ヨーロッパ、そして世界中のサッカーに積極的に関わりたいと願うすべての女性に、より多くの平等な機会を与えるための強いサインでもあります」と話した。
スイスは、女子ユーロの開催経験はないが、男子ユーロは2008年にオーストリアと共同で開催した経験がある。