UEFA主催の代表戦

UEFAは、スポーツ界最大のeコマース企業「Fanatics」と代表戦のライセンス活用について契約を交わした。期間は2028年までとなっている。

今回の提携は、男女のナショナルチームと大会を対象としており、各イベントの小売りに関連した従来の契約を拡大したものとなっている。Fanaticsは現在、独占的なeコマースと「ノーブランドのアパレルをデザイン・製造する権利」を持っている。

UEFAは、「Fanaticsは欧州サッカー界で最も包括的なスポーツマーチャンダイジングパートナーの一つである」と強調。243億ユーロの価値を持つ同社は、ユーロ2024、女子ユーロ2025、ユーロ2028の3大大会におけるeコマースと商品のライセンスを管理する。

UEFAのマーケティングディレクターであるガイ・ローラン・エプスタイン氏は、「我々の代表チームの大会は、世界中で最も人気のあるスポーツイベントの一つです。我々は共に、これらの素晴らしい大会の思い出が色褪せないように、様々なグッズをファンの皆様に提供していきます」と述べた。

現在Fanaticsは、1800社以上のサプライヤーと、プロチーム、競技会、大学など900以上の施設と契約している。2020年から2021年にかけては、売上が23億ユーロから30億4000万ユーロへと約30%増加した。