UEFAは、2020年から2024年にかけて、「クラブ・ベネフィット・プログラム(国際大会で選手の活躍に応じて、その選手が所属しているクラブに送られる分配金)」を通じてクラブに配分する予算を2億4000万ユーロ(約327億円)に増額した。これは前サイクル(2016-2020)に比べて20%も多い。
UEFAは声明の中で、ユーロ2024に向けて、代表に招集される選手に対するクラブへの補償パッケージの引き上げを強調している。ドイツで開催される次の欧州選手権では、プラグラムによって支給される額が1億4000万ユーロに増える予定だ。ちなみに前回は1億3000万ユーロ。
これに昨シーズンと2022-2023シーズンのUEFAネーションズリーグによる補償で1億ユーロが追加されることになる。
今回のニュースは、UEFAが、クラブが3年周期で発生させることのできる損失を3000万ユーロから6000万ユーロに倍増させるという新しい経済統制を承認した数日後に発表されたものである。
更にこの経済統制にはクラブは収入の70%を超える費用を出してはいけないというルールもある。
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