30以上の大会とクラブ協会を代表するヨーロッパ大陸のプロサッカーリーグ統括団体「ヨーロピアンリーグ」は、チャンピオンズリーグの出場枠を各国リーグでの最終順位ではなく、ビッグクラブを2つ含めるというUEFAの考えに反対を表明した。
24-25年に現在より4チーム多い36チームでスタートするチャンピオンズリーグの新方式を策定するために、UEFAが各クラブと行っている交渉の中で、ビッグクラブだけが恩恵を受けるこの新しい論点が浮上したのだ。この措置は、国内リーグで躓いてUEFA主催大会から取り残されることを恐れた強豪クラブが推進してきたものである。
これに対し、ヨーロピアンリーグは、トルコのイスタンブールで開かれた総会で断固とした態度で臨んだ。「4つの追加枠は、国内リーグの順位に基づいてのみ、独占的に割り当てられるべきである」と述べている。強豪クラブのみが有利になるようなシステムではなく、各国リーグでの順位に基づいた正当なものを望んでいるのだ。
また、チャンピオンズリーグのグループステージの試合数がさらに増えることについても、「試合日を8日に制限すべきだ」と懸念を示している。この大幅なスケジュールの変更により、チャンピオンズリーグで行われる1シーズンの総試合数は50%以上増加することになる。これ以上の試合増加は、ビッグクラブと中小クラブの差がさらに開くことになる。
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