ラ・リーガがライブストリーミング配信プラットフォーム「Twitch」と提携。これにより、同プラットフォームの有名ストリーマーが、スペイン1部の試合を生配信するようになるという。
具体的には、「Sportscasters by Twitch」プログラムを開始し、主要スタジアムからカスタマイズした放送ブースで、さまざまなストリーマーによるライブ放送が行われることになる。第一回目は今週末のバレンシア対バルセロナの一戦が予定されている。
視聴者は実際の試合をみることはできないが、配信者による試合へのコメントを聞いて楽しんだり、コメントを書いて共有したりすることができる。
ラ・リーガのデジタル戦略ディレクターであるアルフレッド・ベルメホ氏は、「Twitchとそのコミュニティで最も重要なストリーマーとのこの契約により、これらの配信者のファンはお気に入りのサッカーチームに近づき、今まで楽しむことができなかった経験をすることができます。これは、ファンのニーズを先取りし、適応させるというリーガ・エスパニョーラの戦略の新たな一歩となります」と述べた。
参考として、先日のバロンドール授賞式の際に最も有名な配信者の一人であるイバイ・ラノスが配信を行ったのだが、同接数は驚異の60万人だった。
これまでは試合を現地やテレビで観戦するのが一般的だったが、最近はさまざまな方法で楽しむことができるようになっている。映像が見られないにもかかわらず、このような配信を行うというのは非常に斬新な試みだ。