ナーゲルスマンの後継ぎとしてバイエルンの監督に就任したトーマス・トゥヘル。昨年9月にチェルシーの監督を解任されてからはフリーの状態だったが、ようやく就職先が見つかった。
初戦の相手はドルトムント。首位攻防戦というかなりプレッシャーのかかる試合だったが、4-2で勝利を収めた。
トゥヘルはバイエルンが5クラブ目となるが、実は初戦はいまだ無敗。今回は過去に監督を務めたクラブでの初戦を振り返っていく。
・マインツ
ブンデスリーガ09-10
マインツ 2-2 レバークーゼン
マインツの下部組織を率いていたトゥヘルだったが、チームをU19ブンデスリーガ優勝に導いた功績を評価され、トップチームの監督に就任。初陣となったレバークーゼン戦では2-2の引き分けに終わった。
マインツではクラブ歴代最高順位となる5位という成績を残すなどし、降格と昇格を繰り返していたマインツを一部に定着させた。2014年4月までマインツで監督を務めた。
・ドルトムント
ヨーロッパリーグ15-16 3回戦
ヴォルフスベルガーAC 0-1ドルトムント
2015年にクロップの後任としてドルトムントの監督に就任。初戦はELでオーストリアのヴォルフスベルガーACと対戦し勝利を収めた。ドルトムントには2017年まで在籍し、香川真司なども指導した。
・PSG
トロフェ・デ・シャンピオン18-19決勝
PSG 4-0 モナコ
18-19シーズンからPSGの監督に就任したトゥヘルにとって最初の試合は、フランスのスーパーカップであるトロフェ・デ・シャンピオンでのモナコ戦。試合は4-0でPSGが圧勝した。2020年12月までPSGで監督を務め、クラブ初となるCL決勝に進出するなどの功績を残した。
・チェルシー
プレミアリーグ20-21
チェルシー 0-0 ウルブス
2021年1月、解任されたランパードの後釜としてチェルシーの監督に就任。チェルシーの監督としての初戦はウルブスと0-0の引き分けに終わった。20-21シーズン途中の就任ながらチェルシーではCL優勝を果たした。2022年の9月までチームを率いた。
おすすめ:22/23年シーズン途中に解任されたプレミアリーグの監督たち
・バイエルン
ブンデスリーガ22-23
バイエルン 4-2 ドルトムント
22-23シーズンの序盤にチェルシーの監督を解任され、フリーとなっていたトゥヘルはナーゲルスマンの後任としてバイエルンの監督に就任。初戦はいきなり古巣であり、首位を走るドルトムントと対戦。戦前は2位だったバイエルンだったが勝利を収め、1位に浮上した。
(By ALLSTARS CLUB編集部)