22/23年冬の移籍市場では、いわゆる「強奪移籍」が目立つ。例えば最終的にチェルシーへ移籍したムドリクだったが、元々はアーセナルへの移籍が有力だとされていた。
また、ビジャレアルからトッテナムへ期限付き移籍を果たしたダンジュマも、エバートンのメディカルチェックを済ませたにもかかわらず、最終的にトッテナムへ活躍の場を求めた。
このように、急転直下で移籍先が変わる事例は過去にもいくつかある。今回は主な「強奪移籍」を紹介していこう。
参照:planetfootball
アルノー・ダンジュマ
エバートンでメディカルチェックを済ませるまで進んでいたが、最終的にトッテナムへの期限付き移籍となった。
ミハイロ・ムドリク
アーセナルはシャフタール・ドネツクと綿密な連絡をとっていたそうだが、ムドリクが選んだのは同じロンドンの強豪チェルシーだった。デビュー戦から目覚ましい活躍を見せた。
タイレル・マラシア
フェイエノールトからリヨンに移籍すると見られていたマラシアだったが、ぎりぎりになってマンチェスターUからリヨンを上回る契約を提示され、結局イングランドへ渡る決断を下した。
ダビド・シルバ
マンチェスターCで長年活躍したダビド・シルバは、ローマでのメディカルチェックを行いラツィオに移籍する予定だった。しかし、ラツィオからの電話を無視し、母国のレアル・ソシエダと契約することになったという。現在は久保建英と素晴らしい連携を見せる。
マウコム
ボルドーで活躍を見せ、新天地を探していたマウコム。ローマとの契約間近だったそうだが、バルセロナが強奪に成功した。
ミケル・ジョン・オビ
ナイジェリアを代表する選手。マンチェスターUと契約済みだと発表された際には、チェルシーが代理人と契約していることが判明。法争いが勃発したが、最終的に金銭で解決することになり、チェルシーの一員としてプレーした。
エマニュエル・プティ
元フランス代表選手。トッテナム移籍を前提に会長と面談を行ったが、ライバルのアーセナルが獲得しようとしていることを知ったプティは一旦保留。直後にアーセン・ヴェンゲルの家に行き、アーセナルでプレーすることが決まった。
アルフレッド・ディ・ステファノ
レアル・マドリードを代表するストライカー。実はバルセロナとの合意に至っていたそうだが、登録問題もありコロンビアのミジョナリオに移籍したのちライバルのレアル・マドリードへ移った。