トッテナムは21/22年に5012万ポンドの損失を出し、パンデミックによる会計上の損失は1億9780万ポンドになった。
クラブのダニエル・レヴィ会長は、「プレミアリーグの風景は、この10年で大きく変わりました。当然ながら、ファンの中には、多くのクラブにとって持続不可能な支出を増やすよう求める声もある。私たちは、政府系ファンドや投資信託のオーナーが増えているリーグで戦っている。また、支出力が市場を支配し、歪める力を持つ少数の人々の手中にあるリーグで戦っている」と嘆いている。
いくつかのプレミアリーグのクラブと違うことを強調した一方で、2019年に開場した新スタジアムは大きな役割を果たしており、スタジアムの売上高は前年比23%増の4億4400万ポンドとなった。チームがCL決勝に進出した18/19年に次ぐ史上2番目の金額であるという。
テレビ番組の収入は前年同期比26%減の1億5439万ポンドとなった。一方、ナイキと2033年まで契約を更新し、AIAをメインスポンサーとして継続したことにより、商業収入は21%増の1億8350万ポンドに達している。
直近のチャンピオンズリーグでACミランに敗れたトッテナム。3月9日にホームで行われる2ndレグでなんとか巻き返しを図りたいところだ。
(By ALLSTARS CLUB編集部)