サッカーで近年重要視されてきているもの。その一つにキーパーの身長があるのではないだろうか。もちろんプレースタイルが変わってきていることが一つの要因だ。

例えば一昔前で言えば、スペイン代表のカシージャス(182cm)や日本代表の川口能活(180cm)はキーパーの中では小柄な方だった。しかし彼らは守備的なキーパーでボールをギリギリまで見極め、突出した反射神経で好セーブを連発していた。

しかし最近はドイツ代表のノイアーをはじめとする攻撃的なキーパーが増えてきている。果敢に飛び出してハイボールをキャッチする際などはやはり身長が必要となってくる。そんな「近代サッカー」を代表するキーパーの中で身長の高い選手トップ5をランキング形式でまとめてみた。


5位 ジャンルイジ・ドンナルンマ(PSG、196cm)

第5位には若くしてACミランやイタリア代表のゴールを守り続け、現在PSGでプレーするジャンルイジ・ドンナルンマがランクイン。身長は196cm。イタリア代表を優勝に導いたEURO2020では大会最優秀選手とベストイレブンに選ばれている。

4位 ジョエル・ロブレス(ベティス、197cm)

第4位にはアトレティコ・マドリードのユース出身で現在レアル・ベティスでプレーするジョエル・ロブレスがランクイン。身長は197cm。スペインの各世代別代表に選ばれた経験もあるが、現在は第3GKとなっている。

3位 クーン・カステールス(ヴォルフスブルク、197cm)

第3位には各世代別ベルギー代表の主力として活躍してきたクーン・カステールスがランクイン。2018年ワールドカップではベルギーA代表に選ばれた。今シーズンもヴォルフスブルクの守護神として活躍している。

2位 ティボー・クルトワ(レアル・マドリード、199cm)

第2位にはベルギー代表とレアル・マドリードの絶対的守護神ティボー・クルトワがランクイン。ハイボールには滅法強く、2018年ワールドカップのブラジル戦では好セーブを連発した。21-22シーズンもレアル・マドリードの守護神として活躍し、首位に大きく貢献している。

1位 フレイザー・フォスター(サウサンプトン、201cm)

第1位には主要リーグ唯一の2m超えフレイザー・フォスターがランクイン。現在古橋選手が所属するセルティックで長年正キーパーを務めた。イングランド代表にも選ばれた経験がある。

以上が欧州主要リーグに所属する高身長キーパートップ5です。以外にもノイアーやデヘアは入りませんでした。ちなみに6位からはシュチェスニー(ユベントス、196cm)、ディエゴ・ロペス(エスパニョール、196cm)、ジョー・ハート(セルティック、196cm)、アレオラ(ウェストハム、195cm)、ノイアー(バイエルン・ミュンヘン、193cm)の順となっています。