プレミアリーグ

監督には理論などを武器に若くして成功する監督もいれば、長年指揮官として培った経験を武器に素晴らしい成績を収める指揮官もいる。

監督という職業は常にメディアに晒され、試合のたびに批判を受ける。そのプレッシャーは計り知れない。特にトップリーグでは競争が激しく、指揮官の交代は毎月のように行われる。

今回はそんなプレッシャーのかかる監督という職業を務める者の中で、トップリーグであるプレミアリーグにおいて最も高齢で指揮した監督TOP5を紹介する。


5位 クラウディオ・ラニエリ


【70歳 93日:Watford vs. Norwich City (2022年1月21日)】

レスターで奇跡的なプレミアリーグ制覇をしたラニエリが5位にランクイン。イタリアで監督キャリアをスタートさせたラニエリは、スペインやフランスなどで監督経験を持つ。2022年1月21日のワトフォードでのノリッジ戦を最後に現場を離れ、現在はフリーとなっている。

4位 ニール・ウォーノック 


【70歳 162日:Cardiff City vs. Manchester United(2019年5月12日)】


イングランドで長年、指揮官としてのキャリアを積んだウォーノックが4位にランクイン。2019年のマンチェスターU戦を最後に現場から離れている。

3位 サー・アレックス・ファーガソン 


【71歳 139日:Manchester United vs. West Bromwich Albion(2013年5月19日)】

プレミアリーグで最も偉大なマネージャーであるサー・アレックス・ファーガソンが3位にランクイン。1986年にマンチェスターUの指揮官に就任したファーガソンは、2013年のウエストブロム戦を最後に退任した。最後のゲームとなったウエストブロム戦には香川真司が出場しており、前半6分に先制点を記録している。

2位 サー・ボビー・ロブソン


【71歳 192日:Newcastle United vs. Aston Villa(2004年8月28日)】

イングランド史上最高の監督と言われるサー・ボビー・ロブソンが2位にランクイン。バルセロナやポルト、PSVなど海外のクラブでも活躍。イングランド代表監督としてもW杯ベスト4などの成績を残した。

1968年に監督キャリアをスタートさせたロブソンは2004年のニューカッスルを最後に監督としてのキャリアに幕を閉じた。

1位 ロイ・ホジソン


【73歳 287日:Crystal Palace vs. Liverpool (2021年5月23日)】

1位には近年イングランド代表やイングランドのクラブを指揮したロイ・ホジソンがランクイン。先月25日にワトフォードの監督就任が発表されたため、さらなる記録更新が見込まれる。


この中でも一番知名度があるのは、3位にランクインしたマンチェスターUの元監督ファーガソンだろう。その他にはアーセナルで長期政権を築いたヴェンゲルは7位、長年プレミアリーグの様々なクラブで活躍したレドナップは9位となっていた。