レアル・マドリード歴代ベスト5を選んでくれたトニ・クロース。今回は彼のキャリアをおさらいしたいと思う。
W杯優勝経験者、元ドイツ代表で世界最高MFの一人であるトニ・クロース。「安定感」と「正確さ」が特徴のプレースタイルでFCバイエルン、レアル・マドリードとドイツ代表で様々なタイトルを獲得してきた。FIFAクラブワールドカップは5回も獲得しており、世界で一番優勝経験が多い選手となっている。
🎩 Don Antonio 🎩 pic.twitter.com/hZ4hRl7ACa
— Real Madrid C.F. (@realmadrid) December 22, 2021
キャリア
FCバイエルンでのキャリアスタート
16歳でFCバイエルンの下部組織に入団したクロース。翌年の2007-2008年シーズンではブンデスリーガのデビューを果たすが、出場機会が少ないため2009年にはバイエル・レバークーゼンに18カ月のローン移籍となった。
FCバイエルンに復帰した後、2012-2013年シーズンには3冠獲得に大きく貢献した。
レアル・マドリードへ移籍
2014年の夏、レアル・マドリードへの移籍が2,500万ユーロで発表された。トップクラスのMFにしては格安の移籍金となったが、主な理由は、バイエルンとの契約期間が残り1年しかなく、更新する姿勢が見えなかったからである(契約満了後はフリーで移籍ができるため)。
1シーズン目では2G15Aを記録し、2300パス以上を90%の成功率で収め、全世界に世界最高レベルのMFと証明した。
Yesterday was fun. Next one in 2 days. pic.twitter.com/nz8tFQcdNt
— Toni Kroos (@ToniKroos) November 22, 2021
ルカ・モドリッチとカゼミーロとタッグを組み、世界最高とも言われる中盤を築き上げた。3年連続でUEFAチャンピオンズリーグを獲得するという偉業もジダン監督の元で達成している。
レアル・マドリード獲得タイトル
リーガ・エスパニョーラ(2回):16-17、19-20
スーペルコパ・デ・エスパーニャ(2回):2017、2020
UEFAチャンピオンズリーグ(3回):15-16、16-17、17-18
FIFAクラブワールドカップ(4回):2014、2016、2017、2018
UEFAスーパーカップ(3回):2014、2016、2017