2016年に当時不振のドゥンガからセレソンの監督を引き継いだチッチはコパアメリカを制するなど評価を高め、大きなプレッシャーがかかるブラジル代表監督を2022年W杯終了まで務めた。
そのチッチがインタビューに応じ、次なる挑戦やブラジル代表監督について語った。
プレミアリーグでの仕事に魅力を感じるかという問いに「プロとして良い機会があるなら、そうしない手はないだろう?」と答え、「私は新しい挑戦をしたいと思っています。ヨーロッパでの挑戦は私にとって非常に興味深いでしょう」と話した。
またブラジル代表監督の仕事については「各選手に同じレベルの敬意を持って接し、試合に先発する選手もベンチにいる選手も同じように扱わなければならない。それはとても重要なことだ」と話した。
チッチは選手からの信頼が厚く、ブラジル代表監督退任が決まるとネイマールはチッチに「あなたが私たちに与えてくれたすべてのこと、すべての教えに率直に感謝します…本当にたくさんありました」と手紙を書いたという。
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ブラジル代表監督を退任したとき「その瞬間、私は体重が軽くなったのを感じた。逃げる時が来た。それでも私はボクシングデーには試合を見ていました!妻は『チッチ、やめて、やめて!』と叫んでいました」と語り、モチベーションの高さを明かした。チッチはW杯以降、プレミアリーグ、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグの試合など、世界中を回ったという。
ブラジル代表監督時代からヨーロッパのクラブから関心があったとされるチッチだが、次はヨーロッパのクラブで指揮を執ることになるのだろうか。
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(By ALLSTARS CLUB編集部)