この週末に新シーズンが開幕したMLS(メジャーリーグサッカー)。アタランタ・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマーダはいきなりMLS史上2人目の記録達成と共にチームの勝利に貢献した。
この試合、アタランタ・ユナイテッドはサンノゼ・アースクエイクスと対戦。シーズン開幕戦がホームでの試合だということもあり、何とか勝利したいアタランタ・ユナイテッドだったが、12分に先制点を許す。
その後両者ともに得点を奪えず、後半アディショナルタイムに突入。そのままサンノゼ・アースクエイクスが勝利するかと思われたが、93分にティアゴ・アルマーダが同点弾を決めると、99分に再びティアゴ・アルマーダがゴールをあげ、アタランタ・ユナイテッドが劇的な逆転勝利を収めた。
スポーツ分析を行う『Opta』によると、MLSにおいて1試合のアディショナルタイムに同点ゴールと決勝ゴールを決めたのは、史上2人目の快挙であるとのこと。
ちなみに初めて記録したのは、2018年8月のアルベルト・ルスナーク(スロバキア代表)だった。当時レアル・ソルトレイクに所属していた同選手は、ヒューストン・ダイナモ戦で達成した。
カタールワールドカップでは、怪我をした選手の代わりとして直前にアルゼンチン代表に選ばれたティアゴ・アルマーダ。出場はグループステージ第3節ポーランド戦の試合終了間際の数分しかなかった。ただ現在21歳と若く、上手くいけば次のワールドカップで主力として活躍する可能性もあるだろう。
(By ALLSTARS CLUB編集部)