新スタジアムは現代のサッカービジネスで欠かせない存在だ。質の高いスタジアムを備えているとチケット収入も上がり、更に”現代的なスタジアム”の定義としてはサッカーの試合がない日でも収入を上げられるようにコンサート会場やその他のイベントとしても利用できるようにしておくこと。
またレストランやショッピングの場としても使用されることでより収益を増やすことができる。
そのため今日では新スタジアムのプロジェクトを進めているクラブは多い。特にマドリーの「新ベルナベウ」、カンプノウの大型改修プロジェクト「エスパイ・バルサ」は膨大な資金が投入されている。同じラリーガのクラブで見ると、ビジャレアルも2023年がクラブ創立100周年となるため、それに合わせてスタジアムを改修している。
一方、バレンシアに関しては現在使用しているメスタージャとは別で新スタジアム「ノウ・メスタージャ」を建設している。
プレミアリーグではエヴァートンがグディソン・パークに代わるスタジアム「エヴァートン・スタジアム」を建設中で、約6億ユーロの資金が投入されようとしている。
欧州5大リーグではその他11の新スタジアムが着工している。ただしドイツのヘルタベルリンのように元々、スタジアムを借りているが、新スタジアムを建てるとなると保有元の市と軋轢を生むなんてことも。
ラリーガやセリエAではスタジアムを所有していないクラブが多いがより安定した収益を求めて今後10年間で自スタジアムを構えるクラブは多くなるだろう。
さて今回は21世紀に建てられたもっとも資金が投入された高額スタジアムTOP20を紹介していく。
ソース:Tifosy