マンチェスター・ユナイテッド

マンチェスター・ユナイテッドは、トレーニングウェアのスポンサーとして暗号通貨プラットフォーム「Tezos」と契約を結んだと発表した。スポーツWebサイト「The Athletic」によると、契約は1シーズン当たり2000万ポンド(約31億2000万円)だという。

すでにプロモーション写真も撮られており、近日中に発表される予定だそうだ。

昨シーズンまでは、米国の保険会社Aonが同様の契約を保有しており、8シーズンで合計1億2000万ポンド(約187億1900万円)だった。

Tezosは、すでにeスポーツクラブ「Team Vitality」やF1チーム「McLaren Racing」のスポンサーとして支援しており、さらにスポーツ分野へのコミットメントを強化することになる。

マンチェスター・ユナイテッドは、移籍市場の停滞による収入減と選手への給与による支出の増加により、20-21年末までに赤字額が4倍の9220万ポンド(約143億8200万円)に膨れ上がった。

クラブの発表した決算書によると、チャンピオンズリーグ出場により、テレビ収入は81.7%改善されたにもかかわらず、このような結果になっているという。昨シーズンのユナイテッドの総収入は、前年比3%減の4億9410万ポンド(約770億7400万円)だった。