スーペルコパ・デ・エスパーニャがサウジアラビアで開幕した。スペインサッカー連盟(RFEF)が主催するこの大会は、元々ラ・リーガ覇者とコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の覇者の一発勝負だったが、2019年からそれぞれの準優勝クラブも参加することになっている。参加クラブとRFEF自体には年間3000万〜4000万ユーロ(約40〜52億円)の収入が分配される。
RFEFは、「出場チームがある程度固定されている」という意味であまり人気がなかった大会を、スペインサッカーへの情熱が高まっている地域に置くことに成功した。20-21シーズンはコロナウイルスの影響によりセビージャで開催されることになったが、この度サウジアラビアに戻ることとなった。
当初、RFEFは2019年から2021年までの権利を販売していたが、その後、3年契約を更新し、4シーズン延長して2029年までとなった。権利売却により合計で少なくとも2億4000万ユーロ(約313億1900万円)の収入が発生しており、連盟と参加クラブで分配される予定である。RFEFによると、大会初戦のレアル・マドリード対FCバルセロナの試合観戦チケットは、わずか1時間で完売したという。
レアル対ビルバオ決勝戦は日本時間1月17日3:00キックオフ。