マドリードの裁判所は、昨年9月にラ・リーガが参入した欧州スーパーリーグ創設をめぐる法的争いに、スペインサッカー連盟(RFEF)の参加を認めた。Europa Press によると、RFEFは、FIFAとUEFAのガイドラインや決定事項を遵守するために、この問題について立場を表明する必要があると考えているとのこと。
裁判所は、RFEFが「プロ競技の州レベルでの活動の組織化に責任を負っている」ことから、スーパーリーグの訴訟の手続きに同連盟の参入を認めた。RFEFはスペインの3部リーグ以下の運営を担当している。1部と2部はRFEFの傘下に当たるスペインプロリーグ機構が運営している。
欧州スーパーリーグとは
レベルの高いクラブ同士が争うことによって、チームとしても一企業団体としても利益が生み出せるという意図のあった、チャンピオンズリーグに代わる新しい大会。ただ現在はUEFAや選手、ファンなど各方面からの反発があったため、ほとんどのクラブが不参加を表明している。
レアルの会長は、現在のチャンピオンズリーグは、グループによっては格下としか当たらず、決勝トーナメントに進むまではあまり魅力を感じないと発言していた。
元々は創設12クラブに加え、今後参加する予定だった3クラブ、前年シーズンの成績に応じて参加する5クラブの合計20クラブで争われる予定だった。
創設12クラブ
創設12クラブは以下の通り
プレミアリーグ
チェルシー
マンチェスターC
マンチェスターU
アーセナル
リバプール
トッテナム
ラ・リーガ
バルセロナ
レアル・マドリード
アトレティコマドリード
セリエA
ユベントス
インテル
ACミラン