現在ブラジル1部のグレミオでプレーするルイス・スアレスがブラジルメディアの独占インタビューに応じ、ネイマールのPSG移籍について当時を振り返った。
「最初はすんなり受け入れられなかった。一人の友達としても一人のチームメイトとしても。アメリカでのプレシーズンマッチの時にそのような話が出たが、ネイマールはあまりそのことについて話したがらなかった」
「その後ネイマールのところへ行き、このように言ったんだ。『ネイ、もし全てを手に入れたいなら僕たちとここに残って。確かに16/17年はリーグ優勝やCL制覇はできなかったが、次のシーズンは良くなるはずだ。僕たちが必要とする新しい選手も入ってくるから。』と」
「彼は僕たちの言うことを聞いていた。『そうだね、僕は残留したいけど、、、。』」
「その後、僕たちではコントロールしようのない外部からの声が広まっていった。僕たちは友達として残留するようアドバイスを送ったが、決断は彼や彼の家族のものである」
「僕たちは、『ネイ、イングランドに行ったらどう?マンチェスターCとか。そっちの方がレベルが高いから。だってフランスは、、、。』て言っていたんだ」
「その後フランスのサッカーが急激に成長したことが分かったが、その時は僕たちと残留したほうが良いと言っていた」
「彼が決断を下したときは僕たちはすんなり受け入れられなかった。なぜなら彼は大切な存在であり、彼のような選手の代わりをするのは難しいからだ」
「例えば、僕はピッチでは、ネイやレオが後ろでボールを持っている時は前に走ることを意識していた。なぜなら僕の前にピンポイントに飛んでくるのが分かっていたから」
「他にもネイが右に走ったら、僕は左に走る。それによってスペースができ、ワンツーをすることもできる。お互い理解し合っていたからこそ、彼の退団は僕たちにとって非常に大きなものだった」。
(By ALLSTARS CLUB編集部)