ワールドカップ中断期間前の最終試合となったシント=トロイデンVV(以後、STVV)は、上田綺世擁するセルクル・ブルッヘをホームに迎えた。
スタメンにはシュミット・ダニエル、岡崎慎司、林大地が入った。両チームは勝ち点で拮抗しており、ホームのSTVVとしては何としてでも勝ち点3が必要な試合だった。
最初の決定機はセルクル・ブルッヘだったが、シュミットが一対一を制し、先制点は許さない。その後は両者がいくつかの得点機を作るも、ネットを揺らすことなく前半を折り返した。
後半にはSTVVが林のシュートなどで相手ゴールを脅かすも、得点にはつながらない。すると、後半24分に上手く裏抜けした上田綺世にゴールを決められ、先制点を奪われた。
STVVはその後選手を一気に入れ替えるなどゴールへの姿勢を示したが、結果に結びつかず。最終的に0-1で敗れ、10位で折り返すこととなった。
試合後シュミットは、前半戦を10位で折り返したことについて、「良くはない。正直もっと上に行けたのではないかと思うが、うまく切り替えて後半戦に臨めるようにしたい。」とコメントした。
出場日本人選手のスタッツ