現在シュミット・ダニエルや岡崎慎司など日本人選手が5人所属するシント=トロイデンVV(以下STVV)は、株式会社大王とネーミングライツスポンサー契約を締結した。
これにより、スタジアム名は「Daio Wasabi Stayen Stadium(ダイオー・ワサビ・スタイエン・スタジアム)」となり、2023年2月4日(土)リーグ戦第24節 vsコルトレイク戦(ホーム)から公式名称として使用予定だという。また、トレーニングウェアにもロゴを掲載するそうだ。
STVVは1924年のクラブ創設以来、初めて本拠地スタジアムにおける命名権導入となった。またベルギーリーグでスタジアム命名権を獲得する日本企業は初だという。
STVVのCEOである立石敬之氏は次のように述べている。
「この度、大王わさび農場様とスタジアム命名権に関する契約を結ぶことができ、嬉しく思っています。私たちのホームスタジアムは、多機能スタジアムとして商業施設やホテルが兼ね添えてあり、ベルギー国内では近代的なスタジアムとして認知されております。2017年のDMM.comの買収以来、多くの日系スポンサーの皆さまと共にSTVVを運営してまいりましたが、今回はスタジアムのネーミングライツスポンサーとして、チケットへの表記、テレビ、各メディアで『大王わさびスタイエンスタジアム』と呼称されることとなります。
STVV理念の『ここから、世界へ』の中には、日本食を欧州で広めることも一部に入っており、これまでも日本産食材を欧州各地で広げる活動を行ってまいりました。今回は、STVVが行ってきた活動と大王わさび農場様とのビジョンに親和性があったので、契約締結に至りました。これからもホームスタジアムでホームに強いSTVVと言われるように1試合でも多くホームで勝利をあげられるように頑張っていきたいと思います」。