ベルギー1部のシント=トロイデンVV(以後、STVV)は、ドイツ人トルステン・フィンク氏がチームの新監督に就任したと発表した。同監督の就任に伴い、セバスチャン・ハーン氏がアシスタントコーチとなる。
フィンク氏は現役時代バイエルン・ミュンヘンなどで活躍し、チャンピオンズリーグ優勝にも輝いた経験がある。引退後はザルツブルクやバーゼル、ハンブルガーSV、グラスホッパーなどでコーチ・監督としての実績を積み上げた。
そして2019年途中にはJ1のヴィッセル神戸の監督に就任。リーグ戦でチーム順位を引き上げると、天皇杯ではチームを優勝へ導いた。2020年夏に辞任して以降は、ラトビアやUAEのクラブを率いて現在に至る。
23/24年、STVVは創設100周年を迎える。フィンク監督は、「豊かな歴史を持ち、熱狂的なファンがいるSTVVの監督に就任することができて、ワクワクしています。クラブ創設から100周年を迎えるシーズンを特別なものにするため、コーチ・選手と共に良いシーズンを過ごせるよう全力を尽くします」とコメントを残した。
トルステン・フィンク監督プロフィール
生年月日:1967年10月29日
国籍:ドイツ
【経歴】
2006-2007: FCレッドブル・ザルツブルクⅡ 監督
2007-2008: FCレッドブル・ザルツブルク アシスタントコーチ
2008-2009: FCインゴルシュタット04 監督
2009-2011: FCバーゼル 監督
2011-2013: ハンブルガーSV 監督
2015: APOELニコシア 監督
2015-2018: FKアウストリア・ウィーン 監督
2018-2019: グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ 監督
2019-2020: ヴィッセル神戸 監督
2022: リガFC 監督
2022: アル・ナスル 監督
(By ALLSTARS CLUB編集部)