日本時間9月10日〜12日に開幕予定だったスペイン女子プロサッカーリーグ(LPFF)の第1回目のシーズンは、審判団のストライキにより延期されることとなった。
このような状況に対して、LPFFは審判員に直接交渉を行い、大会を主催するスペインサッカー連盟(RFEF)に対して、報酬、手当、移動条件以外の問題については、個別で対応するよう要請している。
「審判たちが自分の思っていることを考えて交渉できるようにするために直接的なやりとりは必要だが、これまで会議に出席したのがRFEFの代表者だけであったため、実現しなかった」とLPFF側は声明で嘆いた。
LPFFは、現地時間9月12日にスポーツ上級委員会(CSD)本部で会議を開き、審判員の報酬、手当、移動条件に関する問題について、直接「審判員のみ」と対応するよう要請している。
プロリーグという位置づけで、今週末に予定されていた新たなスペイン女子プロサッカーリーグの開幕。大会の放映権は、DAZNなどに年間720万ユーロで提供されることになっている。DAZNは、そのプラットフォーム上で放送するだけでなく、YouTubeでも放送することを発表しており、大会の知名度を最大限に高めることに成功している。