アシックスは、スポーツに励むユーザーにトークンで報酬を与えるアプリ『STEPN』を通じてメタバースに参入し、新しいNFTシューズを発売することになった。STEPNはソラナブロックチェーンベース。
今後、アシックスによるデザインが施されたSTEPNのデジタルシューズが、NFTのミステリーボックスとして、Binanceで独占的に発売される予定。
STEPNは、ウォーキングやランニングをしたユーザーがトークンで報酬を貰えるというアプリ。活動を記録した人は、STEPNで換金できる暗号通貨を受け取るか、トークンを交換してその収益を外部口座に引き出すことができる。速く走れば走るほど(歩けば歩くほど)良い報酬がもらえる。
最近、大手スポーツ用品企業が続々とメタバースへ進出している。まず、ナイキは『RTFKT』プラットフォームを買収し、さらには、独自のテーマパーク『Nikeland』が設立されているオンラインプラットフォーム『Roblox』と合意に至っている。
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それに続いたのがアディダスとプーマ。アディダスは、ナイキがRobloxと合意に至ったわずか数日後に、『The Sandbox』ないの仮想空間を獲得したと発表した。さらに、それに留まらず、『Gmoney』『Punks Comic』『Bored Ape Yacht Club』といったNFT関連のプラットフォームと契約を結んだ。
一方のプーマは、いくつかの商標を登録し、ブロックチェーンの世界に参入している。プーマがスポンサーを務める若手有望NBA選手であるラメロ・ボール、マイキー・ウィリアムズ、ディアンドレ・エイトンをイメージキャラクターに起用し、メタバースに若者を引きつけているところだ。
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