解任が発表されたトッテナムのアントニオ・コンテ監督。チームのパフォーマンス・態度に不満を爆発させるなどチームと対立を明らかにしていた。また、20年タイトルを獲得できていないクラブに関しても「現在のオーナーで20年やってきて何も勝ち取れていない。監督たちは他のことが優先されてきた」とも話していた。
2021年からトッテナムの監督を務めたコンテだが、プレミアリーグでは56試合で32勝9分15敗の成績で、平均獲得獲得勝ち点1.88の数字を残している。
この1.88という数字は歴代のトッテナムの監督と比べた場合、どれほどの成績なのだろうか。2004年以降のトッテナムの監督達と比較する。
プレミアリーグにおけるトッテナムでの平均獲得勝ち点数ランキングトップ5
※Transfemarktより
5位 ハリー・レドナップ 1.74点(144試合71勝37分36敗)
イングランドのクラブを渡り歩き、2008年にトッテナムの監督に就任。デフォーやベイルらが所属していたチームを上位に押し上げ、現在のトッテナムの礎を築いた。
4位 アンドレ・ビラス・ボアス 1.83点(54試合29勝12分13敗)
モウリーニョ2世として注目され、ポルトやチェルシーで監督を務めたビラス・ボアスは2012年にトッテナムの監督に就任。1年目は多くの勝ち点を獲得したが、2年目は成績が伸びず解任された。