スポーツにおけるマーチャンダイジング市場のライセンス商品の売上高は、2026年までに272億ドル(約3兆1200億円)に達し、年平均増加率は3.4%になるとのこと。2020年、この事業の売上高は223億ドル(約2兆5600億円)であった。
その中でも、ユニフォームなどの衣類部門やスパイクなどのシューズ部門は、2026年までに104億ドル(約1兆1900億円)に達し、年平均4%の成長が見込まれている。
市場別では、スポーツ用品業界は引き続きアメリカが引っ張っていくことになる。ライセンススポーツ用品でもトップの米国市場は、2021年には54億ドル(約6200億円)に達しており、世界市場の23.7%を占めている。
続いて中国が、2026年までに41億ドル(約4700億円)に到達する予定で、各年度の平均増加率は4.2%と見られている。今後マーチャンダイジング市場のライセンス商品で大きな成長を見せるのは、アジア太平洋地域だという。
一方、アクセサリー・ギフト部門は、2026年までに50億ドル(約5700億円)に達する見込み。米国、カナダ、日本、中国、欧州などの市場は、前年同期比3.3%増の36億ドル(約4100億円) に届くという。その他、アジア太平洋地域は 81億ドル(約9300億円)、中南米地域は前年同期比 3.7% の成長が見込まれている。