ペプシがスポーツエナジードリンク市場の争いを加速させた。ペプシは、フィットネス用エナジードリンクのメーカー、セルシウス・ホールディングスの株式の8.5%を取得し、優先的な販売パートナーとして保証することに成功した。契約金額は5億5,000万ドルとなった。
PepsiCo has announced a $550M investment in Celsius Holdings as part of a long-term distribution deal, per @CNBC.
— Boardroom (@boardroom) August 1, 2022
Shares of the energy drink brand, which is available in over 82,000 stores, closed up 11% — bringing its value to $7.45 billion. pic.twitter.com/F5TvtesjPt
2022年上半期、セルシウスの米国市場での売上は217%増の1億2350万ドル(1億2050万ユーロ)に達した。
セルシウスは、Gatorade、Amp、Game Fuel、Mountain Dew Kickstart、Rockstar などの製品ポートフォリオに加わることとなった。実際、Rockstarには2020年に38億5000万ドルを投資している。しかし、2022年にはセルシウスがロックスターを抜き、北米市場で最も価値のある飲料ブランドとして成りあがったのだ。
この動きは、コカ・コーラがアイソトニック飲料ブランド「ボディ・アーマー」を80億ドルで100%株式取得してから数ヶ月後のことであり、成長を続けるビジネスの支配権をめぐる両社の争いを加速させるものとなっている。
How are you spending your 🔟 credits? 🤔🤔 pic.twitter.com/D12QSOp4du
— BODYARMOR (@DrinkBODYARMOR) July 26, 2022
そんなペプシだが、NBA、WNBA、Gリーグとスポンサー契約を結ぶなど、スポーツ界との結びつきを強くしている。サッカー界でも2024年まで欧州チャンピオンズリーグのメインパートナーとして名を連ねている。