セビージャ

先日、ロペテギからサンパオリに監督を変更したセビージャは、インドのカジノ会社「Khelraja」と新たなスポンサーシップの提携を締結した。この契約では、カジノ会社は2023/24年のシーズン終了まで、アジアの公式オンラインカジノパートナーとして活動することになる。

Khelrajaが関わるのは、ラ・リーガとコパ・デル・レイにおけるセビージャの試合である。

リーガ・エスパニョーラでは、ベッティングや今回のオンラインカジノのような企業を国内のスポンサーにすることがスペイン政府によって禁止されているが、今回のように地域スポンサーであれば特に規制はない。

セビージャのホセ・カストロ会長は、「この契約により、世界と東南アジアの両方で、ブランドの国際化を進め、成長を続けることができるようになりました。セビージャは、このスポンサーシップ契約により、間違いなくこの地域で重要な一歩を踏み出すことになります」と話した。

セビージャとインドの繋がりは今回が初めてではない。今年5月には、昨年から提携を結ぶインドのチーム「ベンガルール・ユナイテッド」と共同で、データを活用したパフォーマンス評価ツール「フットボールハッカソン(football Hackathon)」を作成していた。

今シーズンのセビージャはチャンピオンズリーグだけでなく、リーグ戦でも上手くいっていない。

チャンピオンズリーグではマンチェスターCやドルトムントと同組だが、グループステージ突破は非常に厳しい状態となっている。

一方のリーグ戦も、開幕からオサスナやアルメリアにも負けるなど流れをつかめず。現時点で16位に沈んでいる。監督変更からやや改善はされているものの、難しい状態であることには違いない。