蘇寧

イタリア紙「la Repubblica」によると、海外投資における中国の新規制によって、現オーナーの蘇寧はインテルを2022年末までに売却を余儀なくされるかもしれない。

クラブ売却に関しては、今に限ったことではなく、コロナウィルスによる財政難からゴールドマンサックスや、オークツリーキャピタルからの融資を受け、それを返済できるか次第でインテルを売却しないといけないといった問題も抱えていた。

同イタリア紙によると、中国企業による外国企業への「非戦略的」投資を禁止する新しい規制が蘇寧に影響し、結果として蘇寧はインテルの経営権を手放さざるを得なくなるという。

また、蘇寧はインテルを売却するにしろクラブをより魅力的な資産にするために、ミランと新スタジアム計画を早く進めることを望んでいるとも報じている。

しかし2019年から両クラブで共同の新スタジアム計画を推し進めていたが、この計画は頓挫し、現在ミランはセスト・サン・ジョバンニ地区(ミラノの中心から北東に位置)で独自のスタジアムを構える方向で計画立てているため、インテルと蘇寧はサンシーロに留まることになるかもしれない。