セリエAは、2022年初頭からWSCスポーツを活用し、動画コンテンツの再生回数とエンゲージメントを高めることに成功している。この間にセリエAのコンテンツは、様々なプラットフォームで過去最高の視聴数を記録した。
そしてこの度、人工知能(AI)を活用したスポーツ映像技術で世界をリードするWSCスポーツと新たに3年間のパートナーシップを結び、セリエA 、スーペルコッパ・イタリアーナ、コッパ・イタリアの全試合のリアルタイムハイライトを自動作成すると発表した。
WSC Sportsは、ブンデスリーガ、レアル・マドリード、イングランドサッカー協会、そして最近提携したイタリアサッカー連盟(FIGC)など、世界中で増え続けるサッカーの顧客ポートフォリオに今年からセリエAを加えている。
WSC Sportsの機械学習技術は、選手の動きをその都度分析。動画にインデックスを付け、トリミングし、グラフィックを適用している。このようにセリエAは、WSCスポーツの自動化ツール群を利用して試合のあらゆる瞬間をとらえ、リアルタイムかつ大規模にハイライト動画を自動的に作成・配信していく。
セリエAの試合の自動ハイライトは、リーグのソーシャルメディアチャンネルやその他のデジタルプロパティで公開される予定だ。
人工知能技術により、イタリアをはじめ世界中のファンがより多くのコンテンツを利用できるようになり、お気に入りの選手やチームの活躍をリアルタイムで身近に感じられるようになる。
セリエAの編集、ソーシャルメディアを担当しているロレンツォ・ダラーリ氏は、「この契約により、当社のソーシャル・プラットフォームやデジタル・プラットフォームの発展計画が継続され、当社を定期的にフォローしているファンの総数は2100万人を突破しました」と述べている。
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