セリエA

22/23のセリエA。注目選手はたくさんいるが、外国人選手が多すぎることにイタリアサッカー連盟FIGCは警鐘を鳴らしている。現にセリエAの開幕戦でも外国人選手があまりにも多かった。

セリエA開幕前までに各々のクラブは25人の選手リストを提出しないといけないわけだが、そこには育成枠というルールがあり、これは4人の自クラブのユース出身の選手と他のイタリアのクラブのユース出身の選手を4人含めないといけないというもの。

これはイタリア人選手が外国人選手の超過により埋もれてしまわないようにするための措置だが、全くもって役割を果たしていないことにイタリアサッカー連盟は危機感を持っている。

セリエAの開幕節でスタメンとして起用され、イタリア代表のマンチーニ現監督から招集された選手は31%だったという。更にフォワードの数で見たときには僅か8人だったという。そしてその半分が30歳以上だったのだ。

これを受けて、イタリアサッカー連盟(FIGC)会長、ガブリエレ・グラヴィーナ氏は4+4を更に5+5に拡大しようとしており、最終的にはW杯2026が行われるまでに6+6に伸ばそうと考えている。