フィオレンティーナの新トレーニング施設とクラブ本部は、イタリア最大級のスポーツ複合施設となる。オーナーのイタリア系アメリカ人であるロッコ・コミッソ氏が構想したこのプロジェクトは、フィオレンティーナが初めて自前の練習場を所有することを意味する。
またAIによるスポーツビデオと分析ソリューションを提供するピクセロット社と新契約を締結。
この契約に伴い、ピクセロットはヴィオラの新トレーニング施設の9つのピッチで、全カテゴリーのトレーニングと指導を強化するために、ビデオとデータ技術を独占的に提供することになる。また、フィオレンティーナのユースチームのホームゲームは、本提携によりクラブがライブストリーミングで配信する。
またフィオレンティーナは、ピクセロットの設置型およびモバイル型のライブストリーミングカメラと、分析およびビデオ分析プラットフォームを利用できるようになる。
ピクセロットは、このサービスの詳細について次のように述べている。「ピクセロットは、高品質のキャプチャとライブストリーミングに加え、AI機能を駆使し自動的にビデオを作成する。
フィオレンティーナのコーチは、試合映像、自動ハイライト、詳細な分析、シュートチャートとヒートマップを含む完全なビデオ分析をより効率的且つ効果的に行うことができ、他クラブと比べて圧倒的な競争優位性を獲得することができる。
フィオレンティーナのゼネラルマネージャー、ジョー・バローネ氏は「私たちの新しいトレーニング施設は、国内で一番といっても過言ではない先進的なサッカー施設となるため、それに見合う技術が必要でした。
ピクセロットは、高品質のビデオキャプチャ、ストリーミング、および分析を行うために最適な選択肢でした。この技術は、コーチやアナリストが選手の指導を改善し、クラブが次世代のスターを発掘するための貴重なツールになるでしょう」と述べている。