アタランタ

ベルガモのゲヴィス・スタジアムの再開発を完了させるための工事は、2024年の夏までに完了する必要があるのだが、イタリアスポーツ紙「Tuttosport」によると、実は、熱狂的なウルトラスが集まる南スタンド「クルヴァ・モロシーニ」と地下駐車場の改修工事が残っており、アタランタは大きな問題を抱えているようだ。

現地メディアによると、実はこの二つの建設現場の着手は、おそらくスタジアムの割合を大きく占めるスタンドの改修工事を完成させるよりも複雑だという。

2017年にアタランタがこのスタジアムを購入したことを受け、2019年夏から工事が始まり、北スタンド、「クルヴァ・ピサーニ」を解体して建て直した。

2020年夏アタランタは、スタジアム再開の不確実性と工事に関する労働制限という問題を抱えながらも、メインスタンド、「ルネッサンス・スタンド」の改修とクルヴァ・モロシーニの座席の完成させ、UEFAからベルガモでチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの試合を行う認可を得ることができた。

そして今日ではクルヴァ・モロシーニの取り壊しと再建、地下駐車場の建設、そして2つの照明の完成が今シーズン終了まで続くはずだったが、近年の戦争の影響を受けて2倍以上(推定2000-2300万から4500万以上)になっているコスト超過や、鉄鋼と鉄の供給のタイミングも不確実となっておりすべてが滞ってしまっている。