セリエB

アーセナルやチェルシー、バルセロナで活躍した元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが移籍したことで知名度が上がったイタリア2部のセリエB。

そんなイタリア2部のセリエBは、この度、EAスポーツと複数年のパートナーシップを締結し、FIFA23に正式ライセンスとして登場することを発表した。

今回のワールドワイドライセンス契約では、リーグのロゴ、トロフィー、公式エンブレム、公式ボール、公式ユニフォーム、チーム名のライセンス供与が含まれている。そして、この20チームは、9月30日発売予定のEA SPORTS「FIFA 23」のゲームに登場する予定だ。

セリエBのマウロ・バラタ会長は、「昨シーズンから始まった国際化プロセスを継続し、我々のリーグを40カ国で見られるようにしたことで、イタリアサッカーのファンや海外在住のイタリア人たちを囲い込むことができました。デジタルエンターテイメント界の主要なゲームの1つに加われたことは、すでにファンである層のみならず、若者という新規層を獲得することができます」と語った。

先日は、EAスポーツがMLS(メジャーリーグサッカー)と契約延長したことが発表されていた。

また8月頭、EAスポーツは、23-24年からリーガ・エスパニョーラのタイトルスポンサーになることが決まっている。契約期間は5シーズンで、評価額は3000万ユーロにも上ると言われている。

このようにありとあらゆる方面に触手を伸ばすEAスポーツ。1993年後半から続いてきたサッカーゲームにFIFAブランドを使用しないことをすでに発表しており、2023年からは「EA Sports FC」という名称になるが、そこへ向けての歩みなのだろうか。