パオロ・ダルピノ氏は、2年の任期を終えて個人的な理由でセリエAの会長を辞任した。
「イタリアサッカー連盟(Figc)と密接に協力してきたことを誇りに思うし、Figcの会長であるガブリエレ・グラヴィーナに感謝している」とダルピノ氏は語る。そんなセリエAの会長だが、現時点では後任者が誰になるのかは知られていない。
ミラノ出身のパオロ・ダルピノ氏は、2020年1月にガエタノ・ミシチェ氏の後任として、イタリア・セリエAの会長に就任した。その後コロナウイルスの前代未聞の事態に直面した同氏は、2021年1月に再選していた。
ダルピノ元会長は2020年会長に就任したわけだが、彼が選ばれたセリエA会長投票ではセリエA所属クラブの内、ラツィオ、ナポリ、ローマ、ジェノア、アタランタ、ウディネーゼ、サンプドリア、エラス・ヴェローナ、ブレシア、フィオレンティーナ、SPAL、パルマの12チームがダルピノ氏に投票した。
ミランは投票を棄権し、結果、最低限必要な票数である11を超えたことでダルピノ氏の就任が決定していた。